JPRSサーバ証明書 よくある質問

Q.発行可能なサーバー証明書の種類を教えてください。

A:ドメイン認証型と組織認証型の2種類に、各ワイルドカードを加えた計4種類のサーバー証明書を提供します。

Q.ドメイン認証型と組織認証型の特徴をそれぞれ教えてください。

A:ドメイン認証型は、ドメイン名が存在するかどうか、ドメイン名登録者と関係する組織からの申請かどうか、を審査して発行するサーバー証明書です。組織の実在性を確認しないため、セキュリティレベルの観点ではOVに比べると低いですが、発行に要する時間は短期間です。

組織認証型は、組織が実在するかどうか等の審査を行った上で発行するサーバー証明書です。これにより、サイトに関連する組織について正しく認識することが可能となります。

Q.組織認証型の場合、JPRSではどのような審査を行っていますか。

A:CSRに記載された組織と申請者の組織が同一か、ドメイン名が存在するか、申請組織が実在するか、申請組織がドメイン名の登録者と同一組織か、といった事項を審査しています。

Q.サーバー証明書の申請者になれる条件は何ですか。

A:サーバー証明書の種類によって異なります。
【ドメイン認証型の場合】
・発行するサーバー証明書のコモンネームのドメイン名の利用権があること。
【組織認証型の場合】
・発行するサーバー証明書のコモンネームのドメイン名の利用権があること。
・日本国法に基づく法人・組織や日本で開業している個人事業主が申請であること。

Q.JPドメイン名や、JPRSがレジストラとして管理しているドメイン名に関するサーバー証明書は、そのドメイン名の管理指定事業者から申請する必要がありますか。

A:ドメイン名の管理指定事業者とサーバー証明書の発行申請を行う指定事業者は、別であっても構いません。

Q.組織認証型の場合、審査に関して、JPRSから申請者への電話による申請意思確認は必ず行われるのでしょうか。

A:組織認証型の申請時には、原則、JPRSから申請者への電話での確認を実施します。
しかし、以下のいずれかのケースに該当する場合は、JPRSから電話での確認は実施しません。

【ケース1】新規申請・再発行申請・更新申請で以下いずれもの条件を満たす場合
・「サーバー証明書申請者」と「ドメイン名登録者」が同一で、かつドメイン名の管理指定事業者からの申請であること
・指定事業者にて申請意思確認を行い、JPRSから要求があった場合、確認した証跡を提出できること
⇒申請時に、「サーバー証明書付帯情報(申請情報)」の「申請者確認区分」において「指定事業者にて確認済み」を選択して申請してください。

【ケース2】再発行申請・更新申請で以下の条件を満たす場合
・前回の申請内容と全く変更点がなく、かつ過去3年以内にJPRSから電話確認を行っていること

Q.サーバー証明書の有効期間を教えてください。

A:有効期間は年単位となっており、1年/2年/3年のいずれかをご選択いただきます。
有効期限日は、新規発行の場合、発行日からn年後(ご選択いただいた年数)の同月末日、更新の場合、更新前サーバー証明書の有効期限からn年後の同月末日になります。
乗換オプションを利用した場合、他社で発行したサーバー証明書の有効期限日からn年後(nはご選択いただいた年数)の同月末日です。
ただし、乗換オプションを利用した場合、その他条件がございます。

Q.サーバー証明書の再発行申請を行いました。再発行申請前の証明書はいつまで利用できますか。

A:該当のサーバー証明書の有効期限まで利用できます。

Q.有効期限をそろそろ迎えるためサーバー証明書を更新しましたが、有効期限が伸びていません。なぜでしょうか。

A:サーバー証明書の更新は、ドメイン名の有効期限更新と異なり、「新しいサーバー証明書の入手」を意味します。そのため、サーバー証明書の更新申請後は、従来のサーバー証明書の有効期限が伸びるのではなく、新しいサーバー証明書が発行されます。従来のサーバー証明書は、その有効期限を以って失効となります。

Q.他社からの乗り換えは可能でしようか。

A:乗り換えオプションサービスは、証明書の種類及びワイルドカードの有無が一致している場合のみ適用されます。